No406 イギリス旅行(5)ピーター・ラビット
旅の4日目は湖水地方観光と湖畔の町散策であった。
遊覧船に1時間ほど乗り、続いて絵本に出てくる機関車トーマスのような蒸気機関車が引く列車に30分ほど乗ったが、遊覧船からの眺めも列車からの眺めも特別素晴らしい、というほどの事ではなかった。といっても、これは日本人の印象であって、平たんなイギリスでは千㍍に達しない山であっても、湖から立ち上がる山の眺めには感動するのかもしれない。
200年ほど前の詩人ワーズワースは湖水地方に居を構え、この自然をたたえる詩をたくさん発表した。湖水地方に人が訪れるようになったのはワーズワースの影響も大きいという。
そのワーズワースが後半生を過ごした家が博物館になっていて、遺品や肖像画、彼自身が描いた絵などが展示されていたが、私は名前を知っていたぐらいで、彼の一編の詩も知らなかった。
ピーター・ラビットという名を聞いたことがあるだろうか。名前を知らなくても、空色のチョッキを着たうさぎの絵なら日本で商品のキャラクターとしても使われたことがあるので、だれでも見たことがあると思う。この空色のチョッキを着たうさぎが湖水地方のシンボル・ピーター・ラビットで、この地をこよなく愛したビアトリクス・ポターが書いた絵本の主人公である。
湖の近くに「ビアトリクス・ポターの世界」という博物館があり、のぞいてみた。ポター女史の等身大の人形はじめ、ピーター・ラビットの絵本の世界が動物たちの人形で再
街並みを歩いてみると、土曜日であったためか、観光客が多かった。土産物屋にはピーター・ラビットの絵本に出てくる動物たちのグッズであふれていた。
歩き疲れて、オープンカフェでコーヒーを飲んでいると、店員さんがいすを片づけはじめた。夕方5時を過ぎたばかりで、この季節は9時過ぎまで明るいのにもう閉店するのだという。
この日は連泊で、夕食後8時過ぎにホテルに戻ったがまだまだ明るかった。ホテルのプールでゆっくりと泳いで、疲れをいやした。
(写真上はワーズワースの博物館、下はぬいぐるみのピーター・ラビット)







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